今回は岡山・香川旅行の際に訪れた「吉備津神社(きびつじんじゃ)」の様子・レビューを紹介したいと思います。
台風の影響での予想外の延泊で、レンタカーを返却してしまった後だったので、電車移動での観光になりました。
岡山駅からJR桃太郎線で「吉備津」駅に向かいます。
約15分ほどの乗車ですが、電車の本数は少ないので、時間には注意が必要です。
ドライブ・運転も好きなので、車移動の観光も好きですが、ローカルな電車での観光も旅行気分が上がって良いものですね。
岡山から吉備津に向かうときは、降りたホームの改札を出れば吉備津神社方面なので問題ないですが、吉備津から岡山に向かうホームは反対側にあります。
反対側のホームに行くには、ホームの端にある駅・線路内の構内踏切を渡らないといけないので要注意です。
帰り道では駅内に踏切があるとは思わず、駅の外の道で反対側に渡る踏切や歩道橋を探してウロウロしているうちに電車を1本逃してしまいました。
<吉備津神社 概要>
◆アクセス
住所:岡山県岡山市北区吉備津931
電車:JR桃太郎線「吉備津駅」から徒歩10分程度
車:岡山IC、岡山総社ICから15分程度
◆駐車場
約400台収容可能な無料駐車場あり
◆歴史
主祭神は大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)。
吉備国の総鎮守として創建。
その後、吉備国が三国分割となり、備中国の一宮となり、「吉備総鎮守」「三備一宮」を名乗るようになる。
(備前国は岡山県岡山市の「吉備津彦神社」、備後国は広島県福山市の「吉備津神社」に分霊)
本殿・拝殿は足利義満の命を受けて、1425年に完成されたと言われている。
第29代内閣総理大臣の犬養毅(犬養木堂)は、桃太郎伝説に出てくる犬の家系と言われており、吉備津神社を崇敬したと言われる。
◆見どころ・文化財
・本殿、拝殿(国宝)
・南随神門、北随神門(重要文化財)
・御釜殿(重要文化財)
・木造獅子狛犬 1対(重要文化財)
・回廊(岡山県指定重要文化財)
・大太刀(岡山県指定重要文化財)
・犬養毅の銅像(駐車場そば)
・大銀杏(樹齢約600年)
・紫陽花(あじさい)園(6月中旬から7月中旬)
・ボタン園(4月下旬から5月初旬)
吉備津駅から吉備津神社までのアクセスは徒歩10分程度です。
駅の近くから参道になっていて、鳥居や松林などがあり、だんだんと静かで厳かな雰囲気になっていきます。
参道にある吉備津神社に奉られる、吉備津彦命(きびつひこのみこと)のモニュメント(?)
桃太郎のモデルになったとも言われる古代日本の皇族です。
駐車場の近くから階段を上り、本殿・回廊方面に向かいます。
国宝に指定されている本殿・拝殿です。
「吉備津造」と呼ばれる入母屋造の屋根を前後に2つ並べた屋根形式の本殿です。
1425年に建てられたと言われている歴史的な建造物です。
素人目で見ても美しく感じられる素晴らしい本殿・拝殿です。
吉備津神社の見どころのひとつである回廊も回りました。
(上手く写真は撮れず)
本殿・拝殿参拝後に回廊、隣接する宇賀神社、駐車場に建っている犬養毅(犬養木堂)の銅像などを順番に見て回りました。
今回は岡山旅行で訪れた「吉備津神社」の様子・レビューを紹介しました。
美しい本殿・拝殿や回廊を見ながら、歴史を感じて厳かな気分に浸ることができました。
紫陽花(あじさい)や桜、ボタンの時期に行くと、また違う景色を楽しめそうだと思います。
吉備津神社
岡山県岡山市北区吉備津931