今回は「馬橋稲荷神社」の様子・レビューを紹介したいと思います。
2023年の年始に初詣で訪れました。
自宅からも近く、神社の存在は知っていましたが、ちゃんとお参りするのは初めてでした。
街ブラ系の番組で紹介されたり、イベントを開催したりしている、知名度は高めの神社です。
馬橋稲荷神社 概要
■アクセス
東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
JR中央線・総武線「阿佐ヶ谷」から徒歩9分
JR中央線・総武線「高円寺」から徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線「新高円寺」から徒歩12分
最寄り駅は、阿佐ヶ谷になりますが、3駅の中間辺りの住宅街の中にあります。
■駐車場
馬橋稲荷神社には、10台ほど停められる駐車場があります。
初詣、例大祭、イベント時などの日は、駐車場が使えない場合もあります。
空いている時であれば問題なく、駐車場を利用できると思います。
近くにコインパーキングもあります。
馬橋稲荷神社 周辺の駐車場
・ナビパーク 阿佐谷南第4(6台収容・営業時間24時間・日中料金20分400円)
・リパーク阿佐谷南2丁目第3(5台収容・営業時間24時間・日中料金20分200円)
・ユアー・パーキング 阿佐ケ谷南第8(5台収容・営業時間24時間・日中料金30分200円)
■ご利益・信仰
・主神
宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)(稲荷神社)
大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)(御嶽神社)
・相殿
伊弉册神(いざなみのかみ)(白山神社)
美都波能賣神(みずはのめのかみ)(水神社)
菅原道真朝臣(すがわらみちざねあそん)(天神社)
・末社
美都波能賣神(みずはのめのかみ)(水神社)
市杵島姫神(いつきしまひめのかみ)
宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)は、伏見稲荷大社の主祭神で、稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されており、馬橋稲荷神社の主神となっています。
日本神話に登場する女神で、「宇迦」は穀物・食物の意味で、宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)は穀物の神様とされています。
大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)は、太占(ふとま)という吉凶を判断する信仰を司る神様とされています。
櫛真智命(くしまちのみこと)と同一という説もあります
■歴史・略歴
鎌倉時代の末期の創建と言われています。
江戸時代後期には、氏子が京都の白川神祇伯家御役所(神祇官の長官)に上申して、正式に「正一位足穂稲荷(たるほいなり)大明神」の神号を受け取りました。
「正一位」とは神社における神階の最高位とされています。
明治40年(1907年)に村内の御嶽神社・白山神社・天神社・水神社を合祀しました。
昭和40年(1965年)に馬橋村の地名が無くなってしまうことから、現在の「馬橋稲荷神社」に改称されました。
昇龍と降龍が彫刻された双龍鳥居があり、パワースポットとされています。
双龍鳥居は、都内に3つしか無く、「東京三鳥居」とも呼ばれています。
「馬橋稲荷神社」、「品川神社」、「宿鳳山高円寺(境内にある稲荷社)」の3箇所にあります。
■見どころ
・一の鳥居
正参道正面にあり、樹齢400年の檜葉の材を使用し、高さ8メートルの朱塗りの鳥居です。
・双龍鳥居(二の鳥居)
東京三鳥居の一つとされる昇龍と降龍が彫刻された鳥居です。
・東参道鳥居
鳥居と神社境内の間に、マンション・住居があるというアンバランスな風景がしばしば話題になる鳥居です。
・随神門
昭和50年(1975年)には鎮座700年記念事業として完成した門です。
右に豊磐間戸命、左に奇磐間戸命の神像を祀り、中央天井に開運鈴が吊るされています。
開運鈴は直径75センチで、都内最大の大きさとされています。
・お守り
稲荷神の使いとされている狐のお守り「願かけ狐」が人気です。
願いを書いた紙を狐の中に入れて、神社に納めたり、神棚に飾ったりしてお願い事をします。
馬橋稲荷神社 画像
「一の鳥居」
正参道正面には、樹齢400年の檜葉材を使用した、高さ8メートルの朱塗りの鳥居があります。
「双龍鳥居」
東京三鳥居の一つとされる昇龍と降龍が彫刻された鳥居です。
御影石作りの明神鳥居です。
「随神門」
昭和50年(1975年)には鎮座700年記念事業として完成した門です。
右に豊磐間戸神・左に奇磐間戸神の戸守りの神の神像を祀っています。
中央には都内最大と言われる直径75センチの開運鈴が吊るされています。
随神門の下で願い事をしながら手を叩き、開運鈴が反響すれば、願い事が叶うという信仰?都市伝説?もあるようです。
「東参道鳥居」
神社の東側の鳥居です。
鳥居をくぐって、マンションの下を通って境内に入る形になります。
住宅街・マンションの中に鳥居がある、一瞬目を疑うような配置になっています。
「社殿」
拝殿・幣殿・本殿からなる社殿です。
拝殿・幣殿は昭和十三年建立。総檜造の銅板葺き流れ造り。
奥の本殿は天保二年建立の檜・欅造。銅板葺き流れ造り。
「舞殿」
例大祭で神楽が行われたり、イベントでダンスが催されたりする舞殿(神楽殿)です。
「厳島神社」
社殿の左手には、厳島神社・稲荷社・齋霊殿・北参道鳥居があります。
今回は「馬橋稲荷神社」の様子・レビューを紹介しました。
広さはそこまで大きくないですが、鳥居や随神門など、本殿以外も綺麗で見どころがある神社でした。
9月の第二日曜日に例大祭があり、境内で大鍋でパエリアを作るパエリアコンクールをしたり、舞殿でチアダンス・フラメンコを踊るなどお祭り・イベントも開催される神社のようなので、機会があればイベントも見てみたいと思います。
住宅街の中のパワースポットで、新年に気持ちの良い初詣ができました。
「馬橋稲荷神社」
東京都杉並区阿佐谷南2-4-4