今回は岡山旅行の初日、岡山城の後に訪れた岡山後楽園の様子・レビューを書いていきます。
岡山後楽園とは、有名な岡山の観光スポットで、「日本三名園」「国の特別名勝」に指定されています。
(日本三名園は岡山の後楽園、茨城県水戸市の偕楽園、石川県金沢市の兼六園の3つ)
岡山城と隣接していて、岡山駅から車で5分~10分ほどで行くことができます。
今回は岡山城の駐車場に停めて、岡山城・烏城公園から月見橋でお堀(旭川)を渡って岡山後楽園に入りました。
岡山後楽園の歴史は、江戸時代初期に岡山藩主 池田綱政が家臣の津田永忠に命じて作られた大名庭園で、元禄文化を代表する庭園となっています。
園内には藩主の居間「延養亭」や「能舞台」など歴史的な建物があります。
<岡山後楽園 概要>
◆営業時間
3月20日~9月30日 午前7時30分~午後6時(入園は午後5時45分まで)
10月1日~3月19日 午前8時~午後5時(入園は午後4時45分まで)
◆休園日
年中無休
◆入園料
大人:410円、シニア(65歳~):140円、高校生以下:無料
◆駐車場
普通車:570台
駐車料金:1時間あたり100円
◆住所
岡山市北区後楽園1-5
◆アクセス
・路線バス
岡電バス:藤原団地行き→「後楽園前」下車すぐ
宇野バス 岡山後楽園バス:県立美術館経由岡山後楽園行きに乗車、「岡山後楽園」下車すぐ
・路面電車
JR岡山駅から市内電車東山行き「城下電停」下車徒歩10分
◆日本三名園
◆国の特別名勝
<岡山後楽園 見どころ>
岡山後楽園は歴史的な建造物やスポットなど見どころが多い庭園です。
また桜をはじめ、美しい花々も季節ごとに楽しめます。
・延養亭(えんようてい)
藩主の居間として作られた建物。園内外の景勝が一望できるように作られている。
・能舞台・栄唱の間(のうぶたい・えいしょうのま)
来客をもてなすために建造された能舞台。池田綱政は家臣や領民にも能を見せたといわれている。
・廉池軒(れんちけん)
戦災をまぬがれた数少ない建物のひとつ。池に掛かる石橋や池越しに見える松林や曲水など起伏に富んだ景観が臨める。
岡山後楽園では季節ごとにいろいろなイベントも開催されているようです。
今回は昼間に訪れたので見ることができませんでしたが、「夏の幻想庭園2022」という庭園内をライトアップしたりプロジェクションマッピングをしたり、幻想的な夏の夜を楽しめそうなイベントが開催されていました。
岡山後楽園 見どころの詳細・画像は【岡山後楽園 公式サイト】で見れます。
<岡山後楽園 カフェ・ランチ>
岡山後楽園内には、お茶をしたりランチをしたりできるスポットもあります。
景色を楽しみながら一息つけるカフェ、歴史への没入感がある茶屋などがあります。
・福田茶屋(ふくだぢゃや)
季節に合わせた甘味や岡山のフルーツを使ったスイーツなど。
・さざなみ茶屋(さざなみぢゃや)
廉池軒と隣接した茶屋。野点席では景色を楽しみながら抹茶やソフトクリーム、地ビールなどを楽しめる。
・四季彩(しきさい)
1階がテーブル席、2階が完全個室。地元岡山で取れた旬の素材をふんだんに使った和食。結婚式も開かれる施設。
・城見茶屋(しろみぢゃや)
旭川越しに岡山城を臨める。岡山特産の手延べうどんなど岡山グルメを楽しめる。
・碧水園(へきすいえん)
岡山城・月見橋近く。茶そば(抹茶入りざるそば)が人気。アヒルボート・桃ボートの貸しボート直営。
今回は福田茶屋で抹茶のかき氷とももスムージーを頂きました。
熱中症になりそうなほど暑かった日に、庭園の景色を見ながら茶屋で氷というのもオツで、クールダウンできました。
フルーツの国でもある岡山の桃のスムージーは、本物の桃以上に桃を感じられて幸福感の高いドリンクでした。
今回は岡山後楽園のレビューを紹介しました。
訪れた日はとても暑かったのでぐるっと回ってカフェ(福田茶屋)で一息ついて退散してしまいましたが、広い庭園自体のきれいさや歴史的な建造物、庭園越しに見える岡山城など景観と雰囲気を楽しむことができました。
桜など花がきれいで過ごしやすい時期だったら、所要時間2時間とか3時間とかでゆっくり見て回っても十分楽しめる庭園だと思います。
岡山後楽園
岡山市北区後楽園1-5