氾濫危険水位

今回は、災害・防災について調べてみたのでライフハック・情報シェアとして紹介したいと思います。

今回紹介するのは「氾濫危険水位」についてです。
氾濫危険水位とは何か、警戒レベル、避難の判断基準などについて紹介します。

氾濫危険水位とは

■氾濫危険水位とは

氾濫危険水位とは、洪水予報の基準となる水位のひとつです。

洪水予報は、基準の水位に達したら必ず発令されるわけではなく、気象庁と国土交通省、都道府県が、今後の増水の可能性なども加味して情報が発表されます。

「氾濫危険水位」に達していても、洪水予報の「氾濫危険情報」が発表されない場合もあります。
逆に「氾濫危険情報」が発表された場合は、発表時には河川の水位に余裕があるように思えても、今後危険度が上がる可能性が高いので、避難の準備や対策を行う必要があります。

「氾濫危険水位」の読み方は「はんらんきけんすいい」となります。

氾濫危険水位 警戒レベル

洪水予報には危険度に応じて、4段階のレベルが設定されています。
水位の基準や今後の増水の見通しを加味して洪水予報・警戒情報が発表されてます。
（レベル1は洪水予報外）

■レベル1　「水防団待機水位」

■レベル2　「氾濫注意水位」（氾濫注意情報）
取るべき行動：避難行動を確認

■レベル3　「避難判断水位」（氾濫警戒情報）
取るべき行動：高齢者などは危険な場所から避難

■レベル4　「氾濫危険水位」（氾濫危険情報）
取るべき行動：全員危険な場所から避難

■レベル5　「氾濫の発生」（氾濫発生情報）
取るべき行動：命の危険。直ちに安全確保

警戒レベル4の「氾濫危険情報」までに、必ず避難することが重要になります。

氾濫危険水位 国土交通省

■氾濫危険水位 国土交通省

国土交通省のホームページでは、現在の洪水の危険度・洪水予報・避難指示の情報などを確認することができます。

地図から探す、市町村名から探す、河川名から探すなど状況に応じて、必要な情報を得ることができるので、防災対策のために活用してもらえればと思います。

【国土交通省「川の防災情報」はこちら】

■氾濫危険水位 ライブカメラ

国土交通省のホームページでは、河川の状況をライブカメラ画像で確認することができます。

【国土交通省「河川のライブカメラ」はこちら】

今回は「氾濫危険水位」について紹介しました。

ゲリラ豪雨や台風などで、気象による災害も多くなる時期なので、いざという時に困らないように日頃から意識付けや準備・対策が必要だと感じました。

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