今回は、スノーボードのブーツに入れて使うアイテム「POWERRIDE(パワーライド)」の、実際使用してみた効果について紹介したいと思います。
使用したモデルは、「POWERRIDE BASIC MEDIUM(パワーライド ベーシック ミディアム)」というモデルです。
POWERRIDE(パワーライド)の概要については、以前の記事も参考にしてください⇒【POWERRIDE(パワーライド)】
■使用モデル
「POWERRIDE BASIC MEDIUM(パワーライド ベーシック ミディアム)」
・サイズ:S(~24cm)、M(25cm~)、L(27cm~)
・価格:¥3,800(税別)
・特徴
穴なし、ミドルフレックスのモデルです。
「POWERRIDE 17(パワーライド17)」よりも、少しだけ剛性のある設定です。
カービングから、グラトリまで、幅広い使い方に対応してくれます。
パワーライド 効果
「POWERRIDE(パワーライド)」を使ったことで、滑りやすさが向上したポイントがいくつかあります。
■フィット感
「POWERRIDE(パワーライド)」を使うことで、ブーツのフィット感アップの効果を感じました。
足首の付け根(関節部分)と、かかとがホールドされる感じがあるので、ブーツと足が正しいポジションでハマる感じがあります。
変な場所に圧が掛かるのではなく、足首の関節が曲がる位置に圧が掛かるので、踏み込むときに足首が安定します。
必要な場所がフィット感良く締まるので、ブーツのヒモ・ワイヤーを無理に締めて、圧迫された足が痛くなるということも減りました。
■ターンの安定感
「POWERRIDE(パワーライド)」を使うことで、ターンの安定感が増しました。
特にトゥサイド(つま先側)のターンで、強く踏み込んだときに効果を感じました。
膝・足首を曲げて踏み込むと、「POWERRIDE(パワーライド)」の効果で、スネ側への荷重がしっかりと掛かるので、トゥエッジの圧が抜けづらく、カービング中も、ターンが安定します。
強く踏み込んだときに、かかとが浮くことも少なくなりました。
踏み込んだ荷重で、「POWERRIDE(パワーライド)」が屈曲して、足首の関節部分からかかと方向に向かって、圧が掛かるようになっています。
特に、柔らかいブーツを履いているので、強く踏み込みと、ブーツ自体が曲がりすぎて、かかとが抜けやすかったですが、「POWERRIDE(パワーライド)」の効果で、ブーツと密着した状態で、ターン前半から切り替えまで、安定して行うことができます。
■疲れにくさ
「POWERRIDE(パワーライド)」を使うと、滑っているときに疲れにくくしてくれる効果を感じます。
ブーツとのフィット感が悪い場合、ブーツの中で自然と足を踏ん張っているので、足首周りや足指に疲労が溜まります。
ターンでの踏み込みの際も、必要以上に足首・膝を曲げなくて済むので、太ももやお尻も疲れにくく感じます。
逆にデメリットは、ほとんど感じなかったですが、「POWERRIDE(パワーライド)」を使うことで、踏み込んだときのレスポンスが速く・強くなるので、慣れるまでには少し時間が必要ではあります。
今回はスノーボードブーツに入れて使う「POWERRIDE(パワーライド)」の、効果について紹介しました。
「POWERRIDE(パワーライド)」の使い方は簡単で、スノーボードブーツに入れるだけで、ブーツのフィット感アップ、操作性の向上の効果が期待できます。
ブーツに隙間ができてしまう初心者の方にも、滑りのレベルアップをしたい中級者の方にも、シビアな操作が求められる上級者の方にも、おすすめのアイテムです。
次回以降の記事で、POWERRIDE(パワーライド)の、感想・評価・レビューなども書いていきたいと思います。
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POWERRIDE(パワーライド)については、以前の記事も参考にしてください。
初心者向けモデルの紹介⇒【パワーライド 種類 初心者】
中級者向けモデルの紹介⇒【パワーライド 種類 中級者】
上級者向けモデルの紹介⇒【パワーライド 種類 上級者】
購入モデルの紹介⇒【パワーライド ベーシック ミディアム】
パワーライドの使い方の紹介⇒【パワーライド 使い方】