今シーズンがスタート前にスノーボードのブーツを買い替えました。
今までは「BURTON RULER(バートン ルーラー)」を履いていましたが、5シーズン~6シーズン程履いて、くたびれてきたので寿命が近いと感じていました。
シーズンインに向け、「BURTON RULER BOA(バートン ルーラー ボア)」を型落ちで購入しました。
今まではスピードレーシングのBURTON RULER(バートン ルーラー)でしたが、今回はBOAダイヤルのRULER(ルーラー)に新調しました。
今回は、「BURTON RULER BOA(バートン ルーラー ボア)」の特徴や、今シーズン履いて滑った感想・評価・レビューを紹介したいと思います。
結論から言うと、バートン ルーラー BOAは柔らかめのクセなく履きやすいブーツ、という印象でした。
◆フィット感
初めて履いた日は、インナーブーツ内でのズレ・遊びが気になりましたが、2日3日履くと足に馴染んできてフィット感も良くなりました。
◆固さ、サポート感
ソフト~ミドルフレックスのブーツなので、サポート感はほどほどという感じです。
トゥサイドターンの時に踏み込むと、ブーツの足首周りは屈曲する感じがあります。
「バートン ルーラー」は、力の強くない方や、足・ブーツの踏み込みに慣れてない初心者の方にも履きやすいブーツだと思います。
足首周りの自由度があるので、固すぎるブーツが好きじゃない方や、グラトリ中心の滑りの方にもおすすめです。
(グラトリでも、パワーやレスポンスが必要な高回転とかをする方はもう少し固いブーツが良いかもしれません)
◆ダブルBOAシステム
ダブルBOAシステムのブーツは、履くのも調整も簡単でとても快適でした。
BOAダイヤル1つだけのブーツを試着した時は、ブーツ全体が締まる感じがあまり好きになれませんでしたが、ダブルBOAシステムでは、気になる部分が改善されていると感じました。
ダブルBOAシステムは、ブーツ上部(ふくらはぎから足首)のBOAダイヤルと、ブーツ下部(足首からつま先側)のBOAダイヤルに分かれています。
ブーツ上部はしっかり締め付け、ブーツ下部は痛くならないように軽い締め付けなど好みに合わせて、調整して履くことができます。
BOAダイヤルを回すだけで、ブーツの締め付けを強めることができるので、調整がすぐにできます。
朝は軽い締め付けでブーツを履いて、滑りながらBOAダイヤルを回してちょうど良い強さまで締め付けていく、という方法が個人的には今のところベストの履き方になっています。
朝一で締め付け過ぎて足が痛くなることもなく、フィット感も好みのところまで締めることができるため。
BOAダイヤルシステムなので、ウェアのパンツの上から回すだけで締めることができます。
シューレース・スピードレーシングシステムだと、ウェアのパンツをまくりあげないと、ブーツを履きなおすことができないので、自分のような履き方をするには、BOAシステムのスノーボードブーツがおすすめです。
◆衝撃吸収性
普通に滑る分には問題ないですが、「バートン ルーラー」は衝撃吸収性が特別優れているわけではないので、大きなキッカーを飛んだりする方には、もう少し上のランクのブーツがよいかもしれません。
(「BURTON ION」などは足裏の衝撃吸収の性能も高く作られています)
カービングやグラトリ中心の滑りの方や、初心者の方であれば、「バートン ルーラー」でも全く問題ないと思います。
◆まとめ
「BURTON RULER BOA(バートン ルーラー ボア)」は、柔らかめで履きやすいスノーボードブーツでした。
特にダブルBOAシステムは、履くときだけでなく、調整も滑りながらしやすいので、とても快適でした。
硬いブーツ好きな方にはおすすめできませんが、足首周りの自由度の高いブーツが好きな方やグラトリメインの方にオススメできるスノーボードブーツだと思います。
初心者の方や、初めてのマイブーツという方にも、クセがなく履きやすいブーツのひとつだと思います。